私達が管理している公園のテニスコートは、藻南公園(オムニコート)、石山緑地・常盤公園(ハードコート)となっています。いつも使用してくださるお客様から、オムニコートは体に負担がかからなくていいので、石山・常盤のコートもオムニコートにしてほしいという要望を何度も受けたことがあります。周辺の公園も徐々にオムニコートになり、年々、ハードコートの利用者が減ってきておりました。
そんな中、先日の新聞で、元プロテニスプレーヤーの伊達公子さんが以下のような内容のコメントをしておりました。
「海外では、ハードやレッドクレー(赤土)が主流だが、日本は砂入り人口芝(オムニコート)が相当数を占めている。人口芝はボールが失速し、弾まないのが最大の問題。強い球を打ったり、高く弾む球に対応するなどの基本がおろそかになり、ゲームの組み立ても大きく変わる。ハードとレッドクレーでの練習環境が不可欠。テニス愛好家には、育成という観点から、ハードを積極的に使用してほしい。」 (2月28日付 日本経済新聞より)
というコメントでした。管理者としても、利用が多いオムニコートにしてもらいたいと札幌市に要請していたのですが、この記事を見て、ハードコートの良さももっと利用者の方にアピールしていかなければいけないのかなと思いました。
石山緑地も常盤公園も周囲の環境はとてもすばらしく、桜の時期にはたくさんの桜に囲まれて気持ち良くプレーできるコートです。今回の伊達さんのコメントを参考に、管理者として素敵な公園をアピールできるよう、今後考えていきますね☆
皆さんも2019年、たくさん各公園のコートを利用してくださいね☆